日本歯周病学会「認定医・専門医」が在籍
理想の「美しい歯」は審美セラミック治療で!
- 誰が見ても美しい歯へ
- 基礎治療を大切に
- 長く健康で美しい歯を保つ
年齢:40歳
性別:女性
治療期間:2年1か月
治療内容:不適合となっている被せ物を仮歯に置き換え、悪くなっている根の治療を行い、
部分矯正と歯肉の厚み、歯の色を整えてから被せ物を新しくしました。
費用:182万円
年齢:61歳
性別:男性
治療期間:3ヵ月
治療内容:前歯3本(右上1本・左上2本)を修復しています。
入っていた被せ物を仮歯に置き換え、歯茎のラインと合うように形を整え、
歯茎が引き締まった状態で型を採り、色を合わせてセットしています。
型を採る前にホワイトニングを行なって個人の審美的な歯の色調を出し、
それに合わせて制作しています。
費用:62万円
理想の歯の実現のため~当院の3つの取り組み~
当院では、理想の美しさを追求するために、次の3つの取り組みを行っています。
取り組み1誰が見ても「美しい歯」を実現
歯の美しさを追求する際には、以下の2つの「美」の基準を考慮する必要があると考えています。
その1つは患者さん自身が理想として望む「主観的な美」であり、もう1つが第三者の視点から評価される「客観的な美」です。
治療において、まず患者さんの理想や希望を十分に伺うことは重要です。
しかし、当院ではそれだけでなく、他の人が見ても美しいと感じる客観的な美も同等に重視しています。
なぜなら、患者さんが美を求める根底には、他の人からも「美しく見られたい」という願望があると考えているからです。
客観的な美の追求においては、歯の専門家としての知識と経験を活かし、理想的なバランスや調和を考慮して治療を行います。具体的なアプローチとして、患者さんの希望と期待を十分に理解し、それを基に美的な基準を設定します。
同時に、歯科専門の視点から歯の形状、色調、審美セラミックの選択などに関するプロフェッショナルなアドバイスをいたします。これにより、「主観的な美」と「客観的な美」の両方を兼ね備えた、誰が見ても美しい歯を実現することを目指しています。詳しくご説明します。
「主観的な美」の創造
「主観的な美」つまり患者さんが理想としている美がどのようなものかを美を理解するためには、患者さんの感情や希望を共有することが大切です。
当院では、治療の各段階で患者さんとの密な対話を大切にし、理想の美に近づけるよう心がけています。
「カウンセリング」を入念に
具体的なイメージや治療の目標をお伺いするため、患者さんとのカウンセリングに時間をかけています。はっきりとした理想像がある場合は、雑誌やインターネットなどからイメージ写真をお持ちいただくと助かります。
また、過去の症例をお見せしながら、イメージを共有していきます。
「ワックスアップ模型」を活用
治療後の歯をロウでシミュレーションした「ワックスアップ模型」を使用して、治療前と治療後のイメージにずれがないか確認します。患者さんとのイメージの擦り合わせを、より具体的に行うための方法です。
「仮歯」による最終確認
ワックスアップ模型でイメージの擦り合わせを行ったら、「仮歯」を製作し、実際に患者さんに装着していただきます。歯の色や形状など、患者さんが納得いくまで微調整を行います。
「客観的な美」の創造
歯には美しいと感じられる形やバランスがあり、それを患者さんに合わせて計算することで、「客観的な美」を実現します。
この客観的な美を作り出すのは、私たち歯科専門家の役目です。客観的な美を創る主なポイントは、以下の通りです。主観的な美を取り入れながら、誰が見ても美しい口元を創っていきます。
ポイント1唇と歯の関係(Lip to Tooth Relationship)
口元が美しく見える条件に、笑って口を開けた際に、下唇のアーチと歯並びのアーチを一致させるという条件があります。
著者: 山崎長郎 クインテッセンス出版: エステティック クラシフィケーションズ より引用
ポイント2ゴールデンプロポーション(Golden Propotion)
前歯が美しく見える比率があります。具体的には、「中切歯(1.618)」:「側切歯(1)」:「犬歯(0.618)」という比率です。
これを「ゴールデンプロポーション」と言います。
ポイント3 正中線と歯並びのバランス(Median line)
顔の中心に位置する正中線を基準に、上の前歯の真ん中を整えることで、歯並びがバランス良く見えます。
ポイント4 生物的幅径(Biological width diameter)
「歯肉」も口元の美しさに影響を与えます。
歯槽骨頂から歯肉溝底部までの歯肉の付着幅である「生物学的幅径」を考慮し、適切な「被せ物」を製作しています。
取り組み2美しい歯をより「長く」保つために
当院は、単に歯を美しくするだけでなく、その美しさを長期間にわたって維持できることにも焦点を当てています。美を長期的に安定させるために当院が行っている取り組みをご紹介します。
「初期治療」を徹底する
どんな分野の治療も基礎が重要ですが、審美セラミック治療においても同様です。セラミック治療は、セラミックの被せ物を歯の土台にするものです。土台となる歯に問題があれば、美しい歯を手入れしてもその美しさを維持することは難しくなります。そのため、まずは初期治療を徹底し、土台を整えます。また、虫歯や歯周病がある場合は、これらの初期治療を優先的に行います。
日本歯周病学会「専門医・指導医」が在籍
お伝えしているように、初期治療(特に歯周病)はセラミック治療を行う上で非常に大切です。当院には歯周病のエキスパートである「日本歯周病学会専門医・指導医」が在籍しています。
また、日本臨床歯周病学会認定衛生士も在籍しているため、初期治療はじめ歯周病の治療に関して万全の体制を整えております。
歯周病「専門医」とは
日本歯周病学会専門医とは、厚生労働省が認可した歯周病治療のスペシャリストに与えられる資格です。この資格を保有するのは全歯科医師の1%ほどです。
下記の条件を満たすことでこの資格を取得できます。
1.歯科医師免許を所有している事
2.日本歯周病学会指導医の元で5年以上の歯周治療の臨床経験を有する事
3.日本歯周病学会の会員になってから5年以上経過している事
4.申請時に50教育単位以上を取得している事(学会発表や論文発表をしている事)
上記の条件すべてを満たして初めて日本歯周病学会専門医試験の受験資格が得られ、専門医試験に合格して晴れて『日本歯周病学会専門医』になることができます。また、この資格は歯周病に対する知識を確認するために5年ごとに資格を更新しなければなりません。
吉野 宏之
経歴
1999年 |
国立広島大学卒業 |
|
東京医科歯科大学歯周病学分野入局 |
2003年 |
東京医科大学歯周病学分野大学院卒業 |
2006年 |
吉野歯科医院解説 |
資格・所属学会・団体
- 日本歯周病学会(2006年 専門医取得/2016年 指導医取得)
- 日本臨床歯周病学会 歯周インプラント認定医/指導医
隙間ない治療のために「マイクロスコープ」を活用
被せ物は人工物であり、天然歯との間に隙間ができやすくなります。これにより、虫歯菌などが侵入し、知らないうちに虫歯が進行する可能性があります。
この問題を防ぐために、当院ではマイクロスコープを使用しています。マイクロスコープは視野を肉眼の十数倍に拡大できるため、セラミックを隙間なく被せることができます。
当院のマイクロスコープは「モーラーシステム」と呼ばれるマイクロスコープを使用しています。一般的なマイクロスコープは、まっすぐにしか治療部位を確認できません。そのため、ミラーを使用しながらその都度治療部位を確認しながら治療を進める必要があります。
しかし、モーラーシステムのマイクロスコープは、直視下で治療を行うことができます。そのため、よりスムーズな治療が可能になります。
「高倍率ルーペ」による微調整
治療の際には、微細な部分にも十分な注意が必要です。「高倍率ルーペ」を使用することで、細かい歯の構造や問題点をより詳細に観察できます。
これにより、治療の精度を向上させ、美しさを保つための微調整が可能になります。
歯科技工士との「連携」
一般的に被せ物の製作は外部の歯科技工所に依頼をします。そのため、製作に一定の時間がかかります。
しかし当院では、院内に技工室を完備し、歯科技工士が常駐しているため、被せ物の製作をスピーディーに行うことができます。また、歯科医師との連携も取りやすく、クオリティの高い被せ物をご提供できます。
被せ物の製作は歯科技工士が行います。そのため、被せ物の品質は歯科技工士の腕に大きく左右されます。当院では、院内に歯科技工士が在籍しているため、高品質で早期に被せ物を提供できる体制を整えています。
「セレック」による短時間での被せ物製作
「セレック」は、CAD/CAM(コンピュータ支援設計/製造)技術を活用した歯科治療システムです。セレックを使用することで、短時間で被せ物を製作することができます。一回の来院で治療が完了するため、患者さんは通院回数を減らし、効率的かつ迅速に美しい歯を手に入れることができます。
「光学スキャン」で3Dスキャン
「光学スキャン」はiTeroなどのデバイスを使用して、歯の3Dデジタルスキャンを行う技術のことです。
従来の印象材を使った方法よりも迅速で正確な印象を得ることができ、被せ物の製作において高い精度を保つことができます。これにより、患者さんの快適性が向上し、美しさをより効果的に維持できます。
取り組み3患者さんのニーズに応えるさまざまな治療法
当院では、患者さんのあらゆるご要望に対応するため、セラミック治療の方法を複数用意しています。
薄く歯を削る「ラミネートベニア」
「ラミネートベニア」は、薄く歯を削り、その上にセラミックを被せる治療法です。通常のセラミック治療を比べて歯を削ることで形状や色調を調整し、美しい歯を作り出すことが可能です。
ラミネートベニアは原則、強い力がかかる臼歯部(奥歯)には適応できないのですが、当院では臼歯部への治療も可能です。
歯に優しい「ノンプレップベニア」
薄く歯を削る「ラミネートべニア」に対し、「ノンプレップベニア」は、歯を全く削らずにセラミックを被せる治療法です。患者さんにとっては負担なく、優しい治療法と言えます。歯を削ることなく美しい歯を手に入れたい方におすすめです。
周囲の歯を削らない「接着ブリッジ」
「接着ブリッジ」は、周囲の歯を削ることなく、セラミックのブリッジを接着剤で取り付ける治療法です。歯を削ることなく欠損した歯を補完でき、自然な見た目を保つことができます。
歯を補完する「アンレーブリッジ」
「アンレーブリッジ」も歯を削ることなく、欠損した歯を補完する治療法です。歯の裏側に金属フレームを仕込み、その上にセラミックを被せることで、見た目を損なわずに歯を修復します。
コラム「ガミースマイル」の治療も可能!
「ガミースマイル」とは、笑った際に歯茎が目立つ状態を言います。患者さんによっては、ガミースマイルのせいで自信をなくしたり、人前での笑顔が減ったりすることがあります。
当院では、ガミースマイルの治療にも力を入れており、患者さんが自分らしい笑顔を取り戻せるようサポートしています。お気軽にご相談ください。