根管治療について
2024年5月22日
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根管治療とは
根管治療とはリーマーやファイルと呼ばれる細い器具を使用し、細菌に感染してしまった歯質や神経を徹底的に除去し歯の根の病気を治療・予防する処置です。
わかりやすく言うと神経を取ってしまった歯の中をキレイにお掃除して、根の中に薬を詰める処置の事です。
この処置をしっかりと行わないと、病気の再発、歯の破折につながります。
根の中は細い為、肉眼では見えにくいため、肉眼での治療には限界があります。
通常の保険診療でも顕微鏡を使って約10倍の拡大率で診療し、さらに約15倍の拡大率のカメラで撮影し、モニターでチェックしながら治療をしています。
しかし、それでも根の先までは確認する事ができない為、熟練した専門医でもしっかりした治療ができません。
拡大鏡等の治療でもある程度はしっかり治療できますが、顕微鏡で治療する事をおすすめします。
当院の根管治療の特徴
当院では顕微鏡を使い拡大率25倍、さらにキセノンライトという非常に明るいライトを使用し、根の先の細菌をしっかり確認しながら治療できます。
顕微鏡による根の治療が世界中の専門医の常識になっています。
この顕微鏡治療により、根管治療の成功率は非常に高くなりました。
私自身の経験から、今まで根管治療は何度も行ってきました。
治療法は拡大鏡などは使わず、もちろん顕微鏡などない時代です。
先生が肉眼で何度も何度も通い根の中をキレイにする処置をしてもらい痛みはとれましたが、20数年後に痛みだし、膿が出ていて副鼻腔炎を起こしていました。
その後顕微鏡を使った根管治療をしてもらい、根の先の病気を1度の治療でキレイにしてもらう事ができました。
治療した歯が噛んで痛い、違和感があるなどそんな症状がある方は1度当院を受診してみてはいかがでしょうか?