インプラントについて
2024年5月20日
インプラント治療とは
永久歯は一度失うと生え変わることが出来ません。
しかし、虫歯や歯周病などで、残念ながら歯を抜かなくてはならないことがあります。
歯を失った場合、ブリッジや入れ歯の他に「第二の永久歯」とも呼ばれるインプラントを用いた治療法があります。
インプラント治療では失われた歯根部分に、チタン製のインプラント(人工歯根)を埋め込んで、それを支えに被せ物(人工歯)を入れます。
入れ歯のように外れたり、ブリッジのように両隣の健康な歯を削る必要がありません。
メリット
・天然歯と同じ感覚で噛める
・周囲の歯に負担をかけたり削ったりする必要がない
・発音や発声に困難がない
・見た目が天然歯と変わらず審美製に優れている
デメリット
・手術を行う必要がある(歯周病治療を行ってからでないとインプラント治療は受けられません)
・治療期間が長い
・保険適応ではない為、費用が高額である
インプラントの治療の流れ
・カウンセリングと綿密な検査
・診断に基づいた治療計画の説明
・虫歯や歯周病治療
・インプラント手術(1次オペ)の実施
インプラント埋入 骨を作る
・インプラント手術(2次オペ)の実施
頭出し 歯肉移植
・被せ物(人工歯)入れる
・定期検診(メンテナンス)
インプラント費用
CT撮影 | 30,000円(税抜) |
インプラント1本/前歯 | 310,000円(税抜) |
インプラント1本/臼歯 | 280,000円(税抜) |
骨造成/サイナスリフト/一歯 | 150,000円(税抜) |
GBR | 100,000円(税抜) |
セデーション | 100,000円(税抜) |
セラミック/1歯 | 140,000円(税抜) |
当院でのインプラント治療期間
ケースによって治療期間は、骨や歯肉の条件によって、抜歯した日にインプラントが埋入ケースから、重度の歯周病や事故で失われた場合に、時間をかけて骨を造りインプラントを埋入するケースまで様々です。
当院の場合には、どのケースにも骨や歯肉を再生してインプラントを埋入することで、患者さんにとって最善の方法をとっています。
・骨を作る
・インプラント埋入 約6〜8ヶ月(骨を作る処置と同時に行える場合もあります)
・頭出し
・被せ物を入れる
歯を失ったままにしておくことのデメリット
歯が抜けたまま放置しておくと、見た目や噛み合わせだけでなく体(生活面)にも悪影響が及びます。
・見た目が美しくなくなる
歯肉の位置が下がってしまうため、見た目にも美しくなくなってしまいます。また、顔の輪郭がかわってきてしまい、口元にしわが寄って老けて見える場合がります。
・噛み合わせが悪くなる
抜けた歯と噛み合っていた歯にまで影響が及び、歯が動いてしまいます。また、抜けた歯の両隣の歯も傾くので、不正咬合の原因となります。
・生活面での影響
噛み合わせが悪くなることにも関連しますが、しっかり噛めないことで胃腸に負担がかり、消化不良にもつながります。
また、うまく発音ができなくなったり、噛めなくなってしまうことで脳への刺激が減少するという影響も考えられます。